
VOICES
職員紹介
自分の一声で、利用者様の心が前向きに――生活を支える機能訓練指導員という仕事

機能訓練指導員 / 2002年入社
今崎 佳輔
Imazaki Keisuke
前職でもリハビリ職を経験し、遺徳会では機能訓練指導員として活躍中。歩行訓練や筋力維持の運動を通じて利用者の生活を支えている。声かけによって気持ちを和らげ、前向きな気持ちを引き出すことを大切にしている。4人の子どもの父親として子育てにも奮闘しており、その話題が利用者との会話にも生かされている。
機能訓練指導員の仕事は、利用者様の体を動かすことだけが目的ではありません。大切なのは、利用者様が「自分らしく生活できるように支えること」。体操や歩行の練習をしているときでも、ちょっとした声かけで表情が変わり、「頑張ってみよう」という気持ちが生まれる瞬間があります。この仕事では、私の一言が他者に影響を与えます。責任は重いですが、楽しさとも言えます。
介護職の方々と連携しながら一緒に利用者様を支えていけるのも心強い点。歩行のサポートをお願いしたり、日々の気づきを共有しながら、チームとして支援を行っています。職員同士が助け合える雰囲気があるので、とても働きやすいです。
家庭では4人の子どもを育てていますが、職場が柔軟に配慮してくれるおかげで安心して両立できています。子どもの話を利用者様にすると「孫と同じくらいだね」と喜ばれることも多く、家庭の経験が仕事に生かされる場面も少なくありません。
遺徳会では「人柄の向上」を重視しており、理事長からも礼儀や挨拶の大切さを日々学んでいます。利用者様の元気を支えながら、自分自身も人として成長できる――その実感こそが、この仕事を続ける大きなやりがいです。
人に役立つ介護のあり方とは――その答えに出会えるのが遺徳会の介護のシゴト

介護職 / 2008年入社
横田 未来
Yokota Miki
新卒で入職し、現在は主任として活躍。介護職員としてスタートし、利用者一人ひとりに寄り添ったケアを大切にしてきた。仕事のやりがいは、日常の小さな変化や笑顔を見届けられること。育成にも力を注ぎ、チームの雰囲気づくりにも貢献。家庭では子育てをしながら勤務を続けており、職場の理解ある環境が両立を支えている。
入職のきっかけは、理事長の言葉でした。きっと、この法人なら自分も成長しながら人の役に立てると確信しました。実際に、介護の仕事では「心が通じる瞬間」に立ち会えます。声をかけたり一緒に笑ったりする中で、利用者様の表情や気持ちが変わっていく。まさに理事長の言う「人に役立つ」ということを日々体感できています。
私は祖母の最期を、自身が働く施設内で見届ける経験をしました。「人が安心して人生を終える」ということの尊さを、あらためて知りました。ご利用者様の最期の時間に寄り添うのは、つらいことですが、その一方でこれほど大切な瞬間に立ち会えることは、介護職として大きな使命だと感じています。
現在は主任として、介護の現場に立ちながら後輩の育成にも力を入れています。自分一人でできることには限界がありますが、チームで支え合うことで、より良いケアを提供できます。後輩が成長していく姿を見ることも、自分にとってやりがいです。
ここは、仲間同士がフォローし合える雰囲気。介護は決して楽な仕事ではありませんが、遺徳会なら、人の役に立つ喜びと出会えます。これからも仲間と共に、利用者様の笑顔を支えていきたいです。
利用者と家族の“想い”を結ぶ――生活相談員として歩む日々

生活相談員 / 2002年入社
手平 敦子
Tehira Atsuko
社会福祉学科を卒業後、入職。約10年間は介護職として経験を積み、その後、生活相談員として利用者や家族の支援に携わっている。2人の子どもを育てながら仕事を続けており、育休からの復帰後も仲間のサポートに支えられ、変わらず活躍。利用者と家族双方に安心を届ける“つなぎ役”として信頼を集めている。
生活相談員は、利用者様やご家族様が安心して施設での生活を送れるようにサポートする仕事。生活の様子を把握し、他職種と連携しながら、ご家族にお伝えします。小さな変化を逃さず共有し、必要に応じてすぐに対応します。病院や地域包括支援センター、ケアマネージャーなどともつながりを持ち、入所やショートステイの受け入れを調整するのも役割の一つ。
この仕事の難しさは、関わる人の数も想いも多様であること。知識や経験が不足していれば正しい判断はできず、その選択が利用者様やご家族の生活を左右することにも。だからこそ日々の学びが欠かせません。一方で、ご家族から「ここにお願いしてよかった」など、手紙で感謝の気持ちを伝えていただけた時は、この仕事を続けてよかったと心から思います。
遺徳会は、職員一人ひとりを大切にしてくれる法人です。出勤の際に名前を呼んで声をかけてもらえることや、日々の頑張りを認めてもらえることが、働く意欲につながっています。
生活相談員は、利用者様・ご家族・職員・地域をつなぐ架け橋のような存在。誠意を持った対応が人を安心させ、信頼につながります。その積み重ねが、私にとってのやりがいです。
